中学受験に合格するには
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受験勉強は、単なる「勉強」というより、明確な目標と期限のある一大プロジェクトと言ってよいでしょう。それを成功させるためには、ただ闇雲に頑張ればいいというものではなく、また、だらだらと時間ばかりかけてもだめです。ターゲットの傾向を正確にとらえ、それに見合った対策を立てて、本番当日に能力とコンディションを最高潮にもっていく努力と工夫が必要です。
まず、受験対策をいつから始めるかですが、早ければいいというものではありません。本当は効率さえよければできるだけ短いに越したことはないわけです。陸上競技にたとえれば、あまり助走やスタートダッシュが早すぎると、途中で息切れしてしまいますし、目標地点でトップスピードに乗るのが難しくなってきます。
また、子どもにとっての1年、2年という時間は、大人にとってのそれよりもうんと長いものです。その間に目覚しく成長することも念頭に入れておく必要もあります。
そうした理由から、私としてはどんな難関校を志望する場合でも、5年生からのスタートで必要且つ充分だと思っています。それまでの間は、むしろいろいろな感性を磨くことに注力すべきでしょう。いろいろな体験をしたり、たくさんの本を読んでおくのも大切です。
ここでいう受験対策とは、進学塾への入塾を意味します。最近の厳しい中学受験競争の下では、残念ながら独学で乗り切るのはほとんど不可能に近いでしょう。実績のある進学塾のノウハウは、まことに驚嘆すべきレベルにあります。そういった手法を目の当たりにしますと、受験は単なる勉強だけではないのがよく分かります。不謹慎な言い方かもしれませんが、これは本当にプロジェクトです。
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